伊那西部広域農道 保全対策工事完了

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保全対策工事により、舗装し直された路面と新設された歩道=県南信工科短期大学校前

保全対策工事により、舗装し直された路面と新設された歩道=県南信工科短期大学校前

県が2011年度から進めてきた、伊那西部広域農道の箕輪町―南箕輪村区間での保全対策工事が完了した。老朽化し車の走行に支障が出ていた路面(総延長約6キロ)を改良したほか、県南信工科短期大学校付近に歩道を新設した。6年間の工事で通行車両や歩行者の安全確保を図り、災害への備えを施した。

同農道は1日当たりの交通量が9000台以上にのぼり、地震時の緊急輸送道路にも指定される重要路線。全線供用開始から約30年が経過し、路面に多数の凹凸やひび割れが入るなど、傷みが目立つ状態となっていた。通学路として利用されるが歩道がない区間があり、歩行者への危険性も指摘されていた。

地元町村からの要望も踏まえ、11年度に着工。地震に備えて、中原大橋、中曽根橋、高根橋の三つの橋梁の耐震補強を実施。箕輪町内の2カ所の交差点では、歩行者が安全に待機できるように十分なスペースを設けるなど整備。新たに、大萱交差点―県南信工科短期大学校の約850メートル区間に、幅約2・5メートルの歩道を設置した。

同事業の総工費は約8億円。1月24日の竣工検査が行われる。県上伊那地方事務所農地整備課は「橋梁の長寿命化や緊急輸送路としての機能の保全とともに、通行車両や歩行者の安全の確保が図られることになる」としている。

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