御柱祭とは何か 諏訪市博物館で企画展

LINEで送る
Pocket

諏訪市博物館で12日から、企画展「御柱を知る~人と時をつなぐ諏訪の大祭」が始まった。起源、目的、担い手、伝承の各コーナーに分け、御柱と同じ4本柱で、古文書や絵巻、道具などを展示。諏訪地方の住民や観光客にも分かりやすく御柱祭を紹介している。6月19日まで。

御柱年恒例の関連企画展で、今回は全般にわたり「御柱祭とは何か」を解説。展示室の担い手コーナーには、用材の伐採、古御柱、冠落し、綱巻きに古くから携わる地区や家系を紹介。伝承では、江戸後期以降に途絶えた上社の騎馬行列を後世に伝えるために、原本を忠実に書き写した御柱絵巻と、描かれている大祝の輿、権祝家の鞍や御箱などの実物も展示。御柱年のタブーとされた結婚や家の増改築を禁じた鎌倉時代の「諏方上社物忌令」などもある。

エントランスホールには、明治から昭和の戦時中までの写真、戦後の御柱絵はがき、現在の諏訪市内各区の法被など展示。御柱祭の映像も特大画面で映写し、速報写真コーナーには一昨年の下社の用材伐採から先月の上社抽籤式の様子を伝え、山出しや里曳きの様子を随時展示する。

同館は「平安時代から連綿と続く長い歴史と今の姿で、御柱祭を分かっている諏訪の人たちにも、人と時をつなぐ大祭を改めて知ってほしい」と多くの来館を呼び掛ける。

また、御柱ガイドブックの小冊子「教えて!諏訪の御柱」を製作し、1部100円で販売。13日には撮影用の模擬御柱を設置。茅野市の神長官守矢史料館と八ケ岳総合博物館で19日から始まる企画展と連動した3館スタンプラリーもある。問い合わせは市博物館(電話0266・52・7080)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP