リニア2次交通整備 飯田線あずさ乗り入れを

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インターネットで阿部知事とリニアの2次交通について意見を交わした上下伊那の首長=県飯田合同庁舎

インターネットで阿部知事とリニアの2次交通について意見を交わした上下伊那の首長=県飯田合同庁舎

県、上下伊那3市、広域連合などでつくる「リニア中央新幹線整備を地域振興に活かす伊那谷自治体会議」(座長・阿部守一知事)は20日、飯田市の県飯田合同庁舎と長野市の県庁をインターネット回線で結んで開いた。リニアが開業する10年後を展望して広域的な2次交通を議論し、上伊那の首長が早期に交通体系の整備を要望。白鳥孝伊那市長はリニア開業を見据えた飯田線の高速化実現を図る前段として、特急あずさの同線乗り入れを要望した。

白鳥市長は飯田線の高速化について連携してJRと交渉するよう意見。JR各社と県内自治体などが協力して今年展開される観光キャンペーンにあわせ、特急あずさの乗り入れをJR側に打診することを求めた。「(実現すれば飯田線の高速化に向けた)一つの突破口になる」とした。

また、リニア県駅(飯田市)とJR飯田線の乗り換え新駅との結節方法や、国道153号を縦断するバス運行実現などの意見、提案が出された。

上伊那広域連合代表副広域連合長の唐木一直南箕輪村長は、上伊那からの現実的なアクセスとして「国道153号を使ったバス運行も考えて」と意見。駒ケ根市の杉本幸治市長は「リニア駅と飯田線新駅は高低差もあり、動く歩道など10年後(の技術革新)を見越した発想で検討を」と求めた。

県企画振興部は「県としても、これまでに増して2次交通を具体的に検討していく。飯田線、高速バスなど複数の手段プラス目的地も含め具体的に考えていかなければ」と説明。阿部知事は「白鳥市長が指摘するようにリニア駅のあり方とセットで2次交通を検討すべき。スピード感を上げて考えていく」と答えた。

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