TOSYS南信事業所開設へ 伊北IC近く

LINEで送る
Pocket

情報通信設備などのTOSYS(トーシス、長野市)が来年4月をめどに、辰野町北大出の北沢東地区に南信地域の事業拠点となる「南信事業所」を開設する。伊那、諏訪、飯田各市に置く6事業所・サービスセンターをほぼ集約し、中央道伊北インターチェンジ(IC)に近接する立地条件を生かして事業効果の向上を図る。一帯の工業用地化を進める辰野町が25日、同社の進出計画を明らかにした。

同社によると、南信事業所は敷地面積約1万2000平方メートルで、延べ床面積約2400平方メートルの2階建て事務所を建設。作業車約80台分の駐車場、電柱やケーブルの資材置き場などを設ける計画。従業員は約80人体制とし、地元雇用も予定。通信ほか各種設備工事、災害復旧を含むメンテナンスを展開する。

現在の南信地域の拠点機能は、伊那エリアは新事業所へすべて集約。諏訪エリアは一部を連結子会社の拠点として存続する方針。飯田エリアは移動の所要時間を考慮し、メンテナンス部門などを残す。

同社長野本社事務所は「伊北ICまで自動車で数分の場所で、伊那や諏訪とつながっている立地に着目し新事業所を開く判断に至った。メンテナンスの駆け付けに要する時間の短縮などにより、事業効果アップにつなげたい」としている。

町は2007年までに、北沢東地区の耕作地約8万3000平方メートルを農振除外し、企業誘致を推進。09年には全域で遺跡試掘を実施し、一部土器片などの出土を除いておおむね工業地用地化に支障がないことを確認した。

今回は同社と地権者の契約を仲介したほか、2月中にも約180万円を負担して念のため遺跡の再試掘を行う。

おすすめ情報

PAGE TOP