諏訪ホルンアンサンブル発足 下諏訪で初練習

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新たに発足した「諏訪ホルンアンサンブル」。大野さんの指揮でさっそく練習を行った

元フランクフルト放送交響楽団のホルン奏者、大野総一郎さん(67)=ドイツ・フランクフルト在住=の呼び掛けで28日、新たに「諏訪ホルンアンサンブル」が結成され、下諏訪総合文化センターで初練習があった。中学・高校の吹奏楽部や市民楽団でホルンを担当している人など、諏訪・松本地方から約15人が参加。月1回のペースで練習を重ねて技術向上を目指し、音楽愛好の輪を広げていく。

大野さんは、昨年まで同交響楽団でホルン奏者を務め、オーケストラはもとより、室内楽やソロの分野で活躍。後進の育成にも力を入れており、日本でもたびたび、子ども向けのホルン教室を開催している。

諏訪地方では、下諏訪町で毎年秋に開かれる「北欧音楽祭すわ」(同実行委員会など主催)の教育事業「ホルンセミナー」で、15年間にわたり講師を担当。主に地元の中学、高校生ら若い世代に演奏の基礎を手ほどきし、教えを受けた生徒が各地の楽団で活躍するなど、諏訪地方の音楽文化の振興にも貢献してきた。

「諏訪ホルンアンサンブル」は、北欧音楽祭などを通じて親交を深めた地元の楽団有志とともに、昨年末から設立準備を進めてきた。初回の練習には、諏訪地方や塩尻市の交響楽団や市民吹奏楽団、中学校や高校吹奏楽部のホルン担当者らが参加。四つのパートに分かれて音を出し、練習曲に取り組んだ。

大野さんは「ホルンは音色が素晴らしい楽器。世界にはホルンだけのアンサンブルがたくさんあって、プロ、アマチュアを問わず大勢の奏者が集まり、楽団の枠を超えた交流と研さん、コミュニケーションを育んでいる。ぜひ諏訪地方でも、その輪を広げられたら」。今年の北欧音楽祭で、アンサンブルの初ステージを計画しているという。

2年前に大野さんのホルンセミナーに参加して基礎を教わったという下諏訪社中学校3年の矢口裕貴君は、知人に誘われてアンサンブルの練習に参加。「今は引退したけれど、学校の吹奏楽部でホルンを担当していた。大野先生のような一流奏者に直接教えてもらえる好機。スキルアップして、高校でも頑張りたい」と話していた。

同アンサンブルは演奏経験を問わず誰でも参加できる。問い合わせは、事務局の依田健太郎さん(電子メール=rockwell@po30.lcv.ne.jp)へ。

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