2017年02月15日付

LINEで送る
Pocket

なんとなく、という程度の感覚的なことなのだが、日差しがだんだん濃くなってきている気がする。足元の影も真冬の頃に比べると、明暗がはっきりしてきたように思う。2月も半ば。朝晩の冷え込みはまだ厳しいが、もう少しの辛抱だろうか▼春の便りは伊那谷にもちらほら届いている。ほころび始めた紅梅は紙面にも登場していたし、読者からは「いつものところでスイセンが咲き始めましたよ」とお知らせをいただいた。早い遅いはあれ、次の季節がやってくるという当たり前にありがたさを感じる。そして特に春の訪れはうれしい▼近くの直売所をのぞいてみた。まだ量は少ないがフキノトウが入荷していて、売り場に春の気配を振りまいていた。野山はもう目覚めているのだろう。そう思って枯れ草だらけの土手に目をやると、日当たりの良い場所が緑色っぽく見えるから不思議だった▼「寒明け七雪」という言葉をご存知だろうか。上伊那南部の一部の地域で使われているそうだ。立春を過ぎてもまだまだたくさん雪が降るのだと思えば気もめいるが、7回雪を我慢すれば春が来る―と思えば頑張ろうという気持ちにもなる▼近年は雪の降り方も変わってきている。七雪といっても当てにはならないかもしれないが、昔の人の言うことを参考に、春を待ってみるのもいい。雪かきに苦労しない程度の降雪量を願いながら、雪の降った日を数えてみた。

おすすめ情報

PAGE TOP