色鮮やか花札 押し絵講習会で24枚制作

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1年間で24枚の花札の押し絵作品を仕上げ喜ぶ講習会の受講者

「趣味の作品というより、芸術品だね」―。花札の絵柄を押し絵にした作品を手に喜び合う女性たち。諏訪市諏訪1の手芸店「布屋うさぎ」で開く講習会が今月で最終回を迎え、受講した女性15人が、それぞれ立体的で色鮮やかな24枚の作品を仕上げた。「1年かけて札がそろうのが楽しみだった」と満足そうに笑みを浮かべた。

同店の永井千代子代表が、独自に材料をキット化して月2日ずつ指導し、毎月2枚ずつ作った。ちりめんなどの布に絵を写して切り取り、クッション材を包んで台紙(20センチ×13センチ)に両面テープや接着剤で貼る。小さい藤や萩の花は粘土を使い工夫した。「梅に鶯」「梅に赤短」から作り始め、「猪鹿蝶」でなじみのある札も。「いい作品を作った」と家族の評判も良く、作る張り合いになったという。

針と糸は使わず楽しみながら作り、最高齢の山田八代子さん(84)=同市文出=は「飾った作品を見た友人に『すごい』と言われ、うれしかった。受講者のみなさんに助けられたおかげ」。地区の文化祭や郵便局にも飾り好評だったという三井勝子さん(83)=同市大和=は「最初はできるか不安だったけれど、作り始めたら夢中になった」と話し、達成感もひとしおの様子。

講習時には次回分の見本を示し、参加者の制作意欲を高めたと永井さん。「準備も大変だったが、1年間みんなが楽しく作り、うれしそうで良かった」と話していた。

3月からは来年の桃の節句に向けて、第3土曜日につるしびなを毎月2個ずつ作る。問い合わせは同店(0266・57・8303)へ。

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