上伊那の不燃物処理 4月から八乙女に一本化

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上伊那地域の不燃物処理の一本化に向けて4月に伊北環境行政組合から上伊那広域連合に移管されるクリーンセンター八乙女(箕輪町)に関する覚書の調印式が2日、伊那市のいなっせで開かれた。施設の無償譲渡など移管に伴う基本的な事項について覚書を取り交わした。2007年7月の一本化方針決定後、名実とも同連合の施設となる運びとなった。

上伊那の不燃ごみ、粗大ごみ、一部資源物(缶、瓶、ペットボトル)の処理は現在、伊那市、伊南行政組合、伊北環境行政組合の枠組みで行っているが、同市の鳩吹クリーンセンター、伊南行政組合の大田切不燃物処理場(駒ケ根市)の老朽化を受け、クリーンセンター八乙女に集約し、同連合が運営していく方針を決定。施設の共有による経費削減やスケールメリットを生かし、ごみ処理事業の効率化を図る考えだ。

覚書では、移管日を今年4月1日とし、施設用地、施設、備品を無償譲渡する。また、伊北環境行政組合で採用し現在クリーンセンター八乙女に勤務している職員については同組合の構成町村である箕輪町で採用し同連合に派遣することや、地元地区などと協議する場合は同連合と箕輪町が連携して行うことを盛り込んでいる。

調印式には上伊那8市町村長らが出席。白鳥孝・上伊那広域連合長(伊那市長)、白鳥政徳・伊北環境行政組合長(箕輪町長)、白鳥一利・箕輪町副町長の3人が覚書を取り交わした。

白鳥連合長はクリーンセンター八乙女最終処分場を活用し、可燃ごみの焼却灰も処分することで地域完結型の廃棄物処理の体制が整うことを強調。「ごみ処理は広域連合としても非常に重要な事業であり、広域連合議会や関係機関とも連携しながら安心で安全な処理に努めていきたい」と述べた。

移管に伴い伊那市、駒ケ根市、飯島町、中川村、宮田村の住民は粗大ごみをクリーンセンター八乙女に直接搬入することができる。辰野町、箕輪町、南箕輪村の住民はこれまで通り。

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