駒ケ根東中と台湾生徒交流 震災被災地に思い

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台湾の中学生を前に「群青」の合唱を披露する東中3年1組

駒ケ根市東中学校で3日、教育旅行で来日した台湾高雄市の女子中学生約20人との交流会が開かれた。授業や給食を通じて友好を深め、音楽の授業では3年1組の生徒が東日本大震災で被災した福島県の学校で作られた「群青」を歌った。震災から6年を前に、友との絆や古里をテーマにした歌を通じて両国の生徒が被災地に思いを寄せた。

来校したのは高雄市岡山国民中学。5泊6日で松本城の見学、伊那市内でのスキー体験やホームステイをする日程の中で学校交流を行った。

「群青」は原発事故の影響で古里を離れた中学生や先生が故郷や友への思いを込めて作った。1組は被災地の思いを知ってもらえたらと、歌が出来上がるまでのいきさつを紹介し合唱を披露。聴いた台湾の生徒は「きれいな歌声で感動し、震災を思い出した。私たちも被災地に思いを寄せたい」と話した。

震災について説明した原文章校長は「台湾の人たちは地震の直後にばく大な資金と物資を援助してくれた。感謝の気持ちを持ち、忘れないようにしよう」と呼び掛けた。1組の林尋武さん(15)は「外国で災害があったら自分たちも支援したい。歌で被災地の思いを伝えられてよかった」と話していた。

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