防災、減災への準備大切 諏訪日赤でイベント

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東日本大震災から丸6年を迎えるのを前に、諏訪赤十字病院(諏訪市)は10日、防災への意識高揚を図る催しを行った。東日本大震災、昨年4月の熊本地震の教訓と防災への備えを忘れないでほしいと実施。被災地に派遣された同病院看護師の体験報告などがあった。

東日本大震災から5年目の昨年は「東日本大震災復興イベント」を開催した。その後、熊本地震が発生したことなどから催しを継続。今回は「私たちは、忘れない―未来につなげる復興支援プロジェクト」として、1階エントランスホールで来院者らに地震への備えをアピール、二つの被災地の復興を支援する義援金募金の協力も呼び掛けた。

体験報告は看護師3人が行った。熊本地震で熊本赤十字病院に派遣された看護師長の藤沢あきつさんは、被災後1カ月の病院内の状況を紹介した。救護班として避難所の体育館に入った看護師係長の梶原敬子さんは、着の身着のままで逃げた人たちの避難生活を話し、普段から避難への準備が大切とした。

看護師の災害担当で東日本大震災時に被災地に赴いた看護師長の矢部茂美さんは、災害時の家族の連絡方法を前もって確認、どんな人がいるか近隣の人たちを把握しておくことも大切と指摘。「一人ひとりが防災、減災への準備を行い、地域の中で防災、減災について意識を高めてもらえれば」とした。

復興支援の義援金募金の呼び掛けは職員と諏訪赤十字看護専門学校の学生が行い、6万1724円が寄せられた。正面玄関口には災害救護車両を置き、医療機器を搭載した車内を公開。子ども用の救護服を着用できるコーナーも設けた。催しは来年も続ける予定だという。

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