ハンガリーで民謡披露 いな少年少女合唱団

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ハンガリーを訪問する「いな少年少女合唱団」のメンバーら

ハンガリーで民謡披露 いな少年少女合唱団

上伊那地方の小中高校生が所属する「いな少年少女合唱団」は19~26日にハンガリーを訪問、同年代の合唱団などと交流し現地の音楽に触れてくる。発足30周年に合わせて企画した5年ぶり5度目の同国への演奏旅行で、「音楽水準が高く、学ぶところは多いはず」と指導者たち。国内各地の民謡を合唱する団員たちは、心に染み入るような歌声を披露し日本の音楽文化を伝えたいと心躍らせている。

同合唱団は1987年に発足。現在は小学5年から高校生までの25人が、伊那市のいなっせなどで、月に3度の練習に励む。ハンガリーの合唱団との交流は、指導者の山岸めぐみさん(51)=駒ケ根市=の2年間の音楽留学を契機に始まった。1994年の帰国後に同国の作曲家・コダーイの音楽教育理念を取り入れ、童歌やコダーイの曲を練習曲目に加えるように。95年から演奏旅行をスタートさせ、これまでに計4回実施。「外国に目を向けるようになり、実際に留学した子もいる」と波及効果を挙げる山岸さん。「音楽や言葉など、さまざまなことを学べる図りしれないチャンス」と、団員の成長に期待を寄せる。

今回、訪れるのは18人。マーチャーシュ教会など由緒ある教会での合唱を計画する。民族音楽や合唱を学ぶ同年代の数グループと交流し、活動成果を披露し合う予定だ。同合唱団は「ほたるこい」をはじめ、富山や沖縄、宮崎などの民謡を現地の人に届けたいと、猛練習。ハンガリーの歌も披露する予定で、伊那市在住のハンガリー人から発音の指導を受けるなどし、準備を整えてきた。

団長で東海大学付属諏訪高校2年の吉瀬友さん(16)=伊那市=は3度目の訪問になる。小学生だった前回旅行で心に残っているのは「教会の音の響きの素晴らしさ」。「練習成果を発揮し、皆さんの心に響くような演奏にしたい。日本の民謡の良さを知ってほしい」と心弾ませる。北沢理光会長(67)は「感受性の強い年代が集まっている。ハンガリー音楽を吸収し、今後の活動に生かしてもらえれば」と期待している。

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