伊那市と新宿区友好提携10周年 記念特別展

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初公開の展示物が並ぶ特別展=伊那市高遠町歴史博物館

伊那市高遠町歴史博物館は24日、市と新宿区の友好提携10周年を記念した特別展「伊那高遠と新宿をむすぶ内藤家」を始めた。内藤家の重臣を務めた神戸家から寄託された、初公開する貴重な資料がずらりと並ぶ。新宿歴史博物館から借りた、内藤家歴代藩主が残した「お宝」もある。6月18日まで。

初公開される寄託資料は、初代藩主の内藤清枚が描いたスズメの絵や、第3代藩主の頼由が残した和歌の書、最後の藩主の頼直が堂々とした筆遣いで「百年利有徳」と書き上げたの書の掛け軸など。いずれも神戸家で先祖代々、大切に引き継がれてきた。

新宿の博物館の資料は、刀のように見える銭入れ「銭かくし道中差」や、携帯用の筆と墨入れがひとそろいした矢立、内藤家の印章など。清枚と、第2代藩主の頼卿(よりのり)がさまざまな種類の鳥を細かな筆遣いで色彩豊かに描いた巻物「鳥尽くし」が目を引く。

笠原千俊館長は「伊那、高遠には現在でも内藤家に敬愛と親しみの気持ちを抱いている方が多くおられる。地元でこうした取り組みをしていることを知ってもらうためにも、ぜひ周りの人を誘って来館して」と呼び掛けている。

午前9時~午後5時。入場料400円、小中学生200円。上伊那地方の小中高校生は無料。観桜期間中の高遠城址公園の入園券購入者と、伊那市民は割り引きがある。月曜日休館。4月は無休。

5月14日には隣接する地域交流間施設で学芸員の大澤佳寿子さんが関連講演会を開く。

問い合わせは同博物館(電話0265・94・4444)へ。

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