諏訪湖周搬入可燃ごみ処理手数料 難しい統一化

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岡谷、諏訪、下諏訪の2市1町でつくる湖周行政事務組合の広域ごみ焼却施設「諏訪湖周クリーンセンター」(岡谷市内山)に搬入される可燃ごみの処理手数料が統一されていないままとなっている。同センターに直接持ち込む場合は搬入者の住所によって料金の有無が生じている。受け付け窓口では排出元の確認を行ってはいるが、厳しいチェック体制を敷いているわけではなく「個人のモラルに頼っている」(同組合)のが現状。新年度も統一化は難しそうな状況だ。

ごみ処理手数料は家庭系を直接持ち込んだ場合、窓口負担は岡谷市と下諏訪町が10キロにつき100円掛かるが、諏訪市は無料。事業系はすべて有料だが、自治体によって金額に差がある。排出元は企業は所在地で一定の確認が取れるが、家庭系は持ち込んだ個人の申し出に基づく。

徴収する手数料は、新年度から組合の収入となる予定で、各市町から組合に拠出される負担金と相殺される。岡谷市、下諏訪町は手数料の分、負担金が軽くなる。

家庭系の指定袋も岡谷市は2010年度から、下諏訪町は11年度から、袋代のほか手数料を加算している。諏訪市は袋代のみで手数料は無料。

ごみ処理手数料の考え方について岡谷市は「受益者負担の観点から多くごみを出す人には相応の負担をお願いしている」、下諏訪町は「ごみの減量には有料化が必要」と話す。一方、諏訪市は「ごみ処理の有料化は減量が大きな目的だが、諏訪市は有料化しなくてもごみの減量化を進めてきた」とする。ごみ処理基本計画に明記した15年度の排出量の目標値は2市1町ともクリアしており、諏訪市は13年度から目標値以下に抑え続けている。

組合側は手数料について「できるだけ早期に統一化を目指したい」とする。諏訪市は有料化について「研究していかなければいけない課題。仮に有料化するにしても丁寧な住民説明が必要」としており、当面は無料の方針。岡谷、下諏訪両市町に無料化の考えはない。

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