匠伝える技と日本刀の美 辰野美術館

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匠の技が光る名刀を並べた特集展示

辰野町荒神山公園の辰野美術館は、日本刀の特集展示「匠が伝える技と美―日本刀の魅力」を開いている。幕末きっての名工・源清麿(山浦正行)の初作をはじめ、鎌倉~平成年代に作られた計10点を展示。刀としての機能性と美術的要素を併せ持つ逸品が、来場者を魅了している。5月7日まで。

県内の収集家から寄託されたコレクションを紹介する展示で、愛好者の要望に応えて2年半ぶりに企画した。清麿の初作は兄の山浦完利と鍛えた脇差。県宝指定の刀「兼虎」や短刀のほか、つばや目貫など刀装具も4点飾った。

日本刀は、刀身の造形と焼き入れ工程で独特の模様を出す刃文、地鉄の肌目(鍛え肌)が特徴。歴史ブームもあって、若い女性の来場者も多いという。同館の赤羽義洋学芸員は「刀工の制作過程に思いを寄せ、美術品として見てもらえれば」としている。

開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。入館料は大人300円、高校生以下は無料。23日に愛刀家大輪安實さん=松本市=、30日に作刀家で今回出品した宮入法廣さん=東御市=のトークもある。それぞれ午後1時30分から。問い合わせは同美術館(電話0266・43・0753)へ。

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