湊のなぎさで遊びたい 子どもの夢に協力を

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岡谷市湊の人工なぎさで子どもの夢実現に向けたプロジェクトが始まる

諏訪地方の企業経営者や技術者OBらでつくるボランティアグループ「あってもいいな夢工場」(花岡潤代表)が「水遊びができる諏訪湖の実現」を理念に掲げた「湖の驛」プロジェクトを立ち上げる。第1弾として6月25日に岡谷市湊の湊小学校、みなと保育園前の人工なぎさで環境整備活動を行う。協力者を募っている。

プロジェクトのきっかけは、岡谷市の諏訪湖ハイツのロビーの片隅に飾られていた1枚の絵。岡谷市の長地小学校の児童が描いたその絵には「諏訪湖で水遊びをしたい」という願いが込められていた。絵を見た花岡代表(69)は「私の子どものころは素足で諏訪湖に入り遊んだ。成長の名の下に汚し続けた自然をもう一度復活させたい」と強く願い、同ボランティアグループの仲間に協力を求めた。賛同者はすぐに集まり、準備が始まった。

6月に実施予定の第1弾は人工なぎさの水辺や岸から数メートル沖に注意喚起用として並ぶ置き岩の内側の砂利を岩側に移し、諏訪湖からの水の流入を少しでも抑えようとする取り組み。じょれんやスコップを持ち寄って参加してもらい、午前10時30分ごろから1時間ほど作業をする計画。人工なぎさへは、渓流の清らかな水が注ぎ込む小河川の流入口が2カ所ある。湖からなぎさに入り込む水を減らすことで岸に近い場所にきれいな水がたまるようにすることを狙う。

県諏訪建設事務所によると、人工なぎさは湖や水に触れてもらうことで諏訪湖への親しみを深めてもらおうと約5000万円をかけて整備し、2008年8月に完成した。湊小学校前からみなと保育園前の船着き場までの約250メートル間に岸に沿って整備されている。注意喚起用の岩は、水深が浅いエリアと一気に深くなるエリアの境目。整備当時の担当者によると、岩の内側で水に親しんでもらうという狙いがあったという。

しかし、現状では、人工なぎさで遊ぶ親子の姿は休日も含めてほとんど見られない。花岡代表は「みんなで作業をして、子どもたちが水と親しみ、水遊びができる環境をみんなと一緒につくりたい」と期待を込めて語った。作業への参加費は無料。問い合わせは同代表(電話090・4606・4218)へ。

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