就活「短期決戦」へ情報交換 伊那で企業説明会

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2017年春卒業予定の大学生らを対象にした「上伊那地区企業説明会」(伊那公共職業安定所、伊那職業安定協会など主催)は24日、伊那市のいなっせで開いた。上伊那では1日の就職活動スタート後、初の合同企業説明会。面接などの選考活動が8月から6月に前倒しされたことを踏まえ、学生、企業とも「短期決戦」を見据えて積極的に情報を交換した。

学生優位の「売り手市場」といわれる中、上伊那の企業は必要な人材をどう確保するかが課題となっている。1日から会社説明会などの広報活動が解禁されたが、首都圏で行われる説明会との競合を避けるため昨年よりやや遅らせる形で開いた。

企業側の採用意欲は高く、「例年以上」(同協会)という60社が参加。一方、学生の参加者は129人(大学96人、短大19人、専修13人など)。うち90人が県外からの参加だった。

学生たちは受け付けを済ませると、「自己紹介カード」に名前や学校名、学部、学科、希望職種などを記入。興味のある企業のブースを回って人事担当者から会社の概要説明を受けた。

東京の大学に通う女子学生(21)=宮田村出身=は「売り手市場といわれるが、実感はない。採用スケジュールの変更もあって不安の方が大きい」と困惑ぎみ。富山県の男子大学生(20)=伊那市出身=は「(スケジュールの前倒しで)勉強との両立が難しい」と話した。

同協会は「売り手市場といわれる中で多くの学生が参加してくれた」と手応えを感じる一方、大手の採用活動の活発化で「苦戦」も予想。伊那職安の百瀬晃所長は「上伊那に魅力ある企業があることを知ってもらい、ぜひ地元企業への就職を考えてほしい」と期待していた。

4月9日には東京・新宿エルタワーで「伊那谷就職説明会」を開く。上下伊那の30社が参加する予定。

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