外国人宿泊客2割減 昨年の諏訪、茅野市

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諏訪市・茅野市の外国人宿泊者数の推移

2016年に諏訪、茅野両市に宿泊した外国人旅行客は5万7717人で、5年ぶりに前年を下回ったことが諏訪地方観光連盟インバウンド戦略部会のまとめで分かった。過去最多の7万5696人を記録した15年に比べて23・8%減少。インバウンド(海外誘客)の主要国である台湾や中国の宿泊客減少が響いた。団体客の減少などが要因とみられる。

国・地域別で最も宿泊者数が多かったのは台湾で2万3511人(17・2%減)、次いで中国の2万1445人(32・9%減)。15年に急増した香港は3767人(8・2%減)、誘客に力を入れているタイは2097人(24・3%減)と伸びなかった。

観光連盟によると、海外客は団体より個人旅行が増える傾向にある。地方も観光するものの、新幹線の発達などで宿泊は首都圏で―という人が多いのではと推測。個人客の獲得へインターネットの日記風サイト「ブログ」を使いこなし、情報の出し手となる現地の「ブロガー」を招く取り組みを引き続き行う考えだ。

宿泊者数の両市の内訳は諏訪市が3万0312人、茅野市が2万7405人。統計開始後初めて諏訪市が茅野市を上回った。

インバウンド戦略部会副部会長で下諏訪観光協会事務局長の横川辰美さんは「外国人客は国内に来ているが(諏訪地域には)恩恵が少なくなってきている」と指摘。諏訪大社や美術館、博物館など観光資源はあるとし、「団体客と合わせて個人客を受け入れていることを発信することが必要」としている。

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