上社御用材運搬へ準備 25日トレーラーで綱置場へ

LINEで送る
Pocket

諏訪大社上社御柱祭に向け、辰野町横川の観光施設「かやぶきの館」に安置されていた御用材を諏訪地方へ運び出す準備作業が24日、行われ、重機を使ってトレーラーに搭載した。25日、山出しの曳行開始地点となる茅野市、原村境の綱置場へ運ぶ。辰野町民に見送られた御用材の到着を、氏子たちがもろ手を挙げて歓迎する。

トレーラーに2本ずつ積み込んで運搬する計画で、この日は、「本宮一」と「本宮四」を、「前宮一」と「前宮四」をセットにして搭載した。伐採地の横川国有林から同施設までの仮搬出作業を担った平澤林産(伊那市)などが作業にあたった。

同社などによると、「本宮一」は目通り周囲335センチ、重さ約9トン。長さは18メートル近くあり、「高速道路の通行許可がおりる、ぎりぎりの範囲」となる約20メートルのトレーラーを用意。御用材の中央部分にワイヤをつるし、クレーンを使って搭載した。トレーラーの荷台には、御用材を受ける角材を設置。受け口をVの字にカットすることで「移動の際も安定できる」工夫をしている。高速道路を通行するとあって、転落防止用のワイヤを固く締めた。作業を見守っていた地元住民たちは「最後の見納め」とばかりに、しきりにカメラのシャッターを切っていた。

同社の平澤照雄代表取締役は「氏子の皆さんの御柱用材に対する思いが強く、プレッシャーは大きかった。けがなく作業できて良かった」と振り返った。25日の運搬に携わるのは、丸登運送伊那営業所。「入念に準備してきた。安全を第一にスムーズに運搬したい」としている。

25日は、かやぶきの館を出発、中央道を利用し、県道富士見・原・茅野線(通称鉢巻道路)などを通って綱置場まで運ぶ。午前と午後に4本ずつ運搬、綱置場への搬入開始は午前便が午前8時50分、午後便が午後3時50分を予定している。

おすすめ情報

PAGE TOP