2017年05月13日付

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「2025」という数字を最近よく目や耳にする。「2025とは?」。2025年のことである。終戦直後の1947(昭和22)~1949(同24)年に生まれた「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者になる年▼団塊の世代は出生数が約800万人といわれる。高齢化社会がますます進み、医療費や介護費の増大が予想される。今年は2017年。そう、あと10年もないのだ▼一般財団法人の経済広報センターが「高齢社会に関する意識・実態調査」をまとめた。全国の18歳以上のさまざまな職種、年代の人たちで構成する同センターの社会広聴会員を対象に今年1月に行い、1643人が答えている▼高齢社会の進展で不安に感じることを複数回答で聞いたところ、70%の人が「十分な社会保障(年金・医療)が受けられない」と回答し、66%が「税・社会保険料の負担が増加する」を挙げ、59%が「医療・介護サービスの量と質が、不足・低下する」とした。高齢期に向けどのような備えをしているかの質問では、最も多かったのは「健康維持・体力づくり」の65%で、続いて「日々の節約、貯蓄」も56%に上り、「長く続けられる趣味・娯楽を始める」が40%となっている▼八十二銀行と長野銀行の17年3月期決算をみると、ともに期末の預金残高が前期末に比べて増えている。低い利息でもお金を貯蓄に回すのは、将来に対する不安の表れだろうか。

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