「こまがねテラス」7月始動 中心市街地再生

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中心市街地の再生を目指す駒ケ根市の住民有志らは16日夜、ワークショップを駒ケ根駅前ビル・アルパで開き、登山客らの中心市街地への誘導を図るプロジェクト「こまがねテラス」について、7月1日にJR駒ケ根駅前で開かれる「信州デスティネーションキャンペーン」(信州DC)のオープニングイベントに合わせて本格的に始動することを確認した。ロゴマークも決定。イベントに向け広くこまがねテラスの周知を図るとともに、観光客へのおもてなしや商品開発など、誘客の態勢を整えていく。

同プロジェクトは中央、南両アルプスの麓にある中心市街地をテラスに見立て、まちの魅力を向上させて山を訪れる観光客を誘導する試み。これまでに中心市街地の12店舗の店主ら約20が参加。リニア中央新幹線開通を見据え、今後10年をめどに▽中心市街地と山をつなぐ▽山とのつながりを太くする▽市全体とつなげる▽広域のハブとしての機能を持つ―の4段階に分けて事業を推進する。

7月1日はイベント参加によるプロジェクトの情報発信が主な目的。駅前広場にブースを設け、信州DCで訪れる観光客や市民らに取り組みや参加店舗などを紹介する。各店舗では観光客へのおもてなしをテーマに考案した独自の商品やサービスを提供する。

会合では、各店舗が準備を進めているサービスについて、登山ウエアの貸し出しや山岳写真の展示、下山後の肌や体力の回復を図るプチエステ、岩盤浴をはじめ、五平餅や手作り定食、手芸品、木のおもちゃの販売、コーヒーやハーブティーを楽しめる休憩所の提供などが報告された。

ロゴマークは駒ケ根の「K」と「根」をモチーフにデザイン。空や山、川などの自然を象徴する色としてブルーグリーンをテーマ色とし、来訪客と地元住民の交流や多彩な活動などを重なり合うグラデーションで表現した。ポスターやチラシのほか、各店舗の商品などに貼るなどして活用する。

市も連携してプロジェクトを推進。必要経費の3分の2、上限30万円を助成する制度を設けたほか、6月中に駅構内へコインロッカーを設置することを決めた。

参加者らは「まずはプロジェクトについて広く知ってもらうことが大切。ロゴの周知や独自のサービスなどしっかりと準備を進め、良いスタートを切りたい」と意欲を示している。

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