下諏訪宿集客へ 諏訪実高生が提案

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高校生らしい発想の提案が続いた発表会

文部科学省指定の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)」事業の一環として、諏訪実業高校(諏訪市)の商業科3年生24人が取り組んでいる「下諏訪宿集客プロジェクト」の発表会が17日、下諏訪町の下諏訪商工会議所であった。生徒たちが六つのグループに分かれ、自分たちでまとめた旧宿場街の誘客や活性化に向けた提案をし、集まった町内の行政や観光、商業関係者ら約30人が聴き入った。

提案はいずれも若い世代の柔軟な発想に基づいた内容。観光客の滞在時間の短さを課題と捉えたグループは「本陣の庭園を眺めながらの茶道体験など、諏訪の文化が体験できるプログラムを充実させてはどうか」と提言。歴史的な宿場風景や人の交流の場を増やすことをテーマに掲げたグループは、伝説の名湯「綿の湯」を誰でも気軽に楽しめる足湯として再現し、和を基調としたカフェを併設。情報発信や交流の場にしては―と提案した。

かつて下諏訪で栄えたシルク産業の伝承を 狙いに、絹を使った灯籠 を地元の小中学生や観光客に作ってもらい、宿場街に 飾るイベント「シルク灯路 」の提案も。生徒たちは「骨董市や和服のレンタル といった和の試みを組 み合わせ、イベントの魅力を増したい」と説明した。

同校では地域の人や事業所などがプロジェクトに関心を持ってくれれば、取り組みを具体化したい考え。発表を聴いたみなとや旅館の小口正史さん(27)は「文化体験などはニーズもあり、すぐに取り組めるのではないか」と関心を示し、絹の灯籠を提案したグループの大蔵菜摘さん(18)は「地域との連携で提案が実現し、下諏訪がもっと良くなったらうれしい」と話していた。

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