岩波昭彦さんが個展 31日から大阪

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茅野市出身で日本美術院特待の日本画家岩波昭彦さん(50)=千葉県佐倉市=の個展「moment~都市の肖像+歴史画」(近鉄百貨店主催)が、31日から6月6日まで大阪市のあべのハルカス近鉄本店タワー館11階美術画廊で開かれる。都市の風景作品に加え、歴史画の新作「八艘跳び 源義経」など約40点を展示する。

岩波さんは多摩美術大学在学中に加山又造、その後故松尾敏男らに師事。産経新聞社の美術記者として活動しながら院展に出品を重ねている。ヨーロッパの古都やニューヨークの高層ビル群を緻密に描いた都市風景、岩絵の具や金箔などの日本画画材を使用した抽象絵画などを制作している。

同店での個展は初めて。屏風絵「摩天楼」「東京二〇一六 日比谷より望む」など都市の肖像画を中心に、少年の頃から興味を持っていた武者絵など歴史画も発表する。

平教経に追われた義経が、海の上を飛び跳ねるように攻撃をかわす姿を描いた「八艘跳び 源義経」(6号)、木を削って金箔を貼り付けた剣を作り、その剣と日本神話に登場するタケミカヅチがモデルの「雷神 タケミカヅチ」(15号)などがある。

岩波さんは大学卒業制作展に武者絵を出品し、異彩を放った。「今作品は古事記などからヒントを得た。岩波ワールドにこだわり、いかに個性を表現できるかに着目して工夫した」と話している。

会期中は午前10時~午後8時(最終日は同5時)。

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