災害に強い里山に 岡谷南部中生が間伐作業

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災害に強い森林づくりに向けて間伐作業を行う岡谷南部中の生徒

岡谷市岡谷南部中学校の2年生約70人は24日、2006年7月豪雨災害の被災地となった同市湊にある山林で、間伐作業を行った。災害に強い森林づくりを目指す西山里山の会や、花岡生産森林組合らの指導を受け、84本のヒノキを伐採した。

同校が取り組む豪雨災害についての学習の一環。生徒たちは学校から40分余りかけて山道を登り、同組合の所有林約1ヘクタール区画で作業を行った。生い茂る樹木の大きさは直径20センチほど。倒す方向の根元にのこぎりで「受け口」を作り、反対側に「追い口」を入れて慎重に伐採。間引き作業が進むにつれて辺りには日が差し込んだ。

2年2組の竹村宏太さん(13)は「災害に強い森づくりには多くの人手や時間がかかると実感した。大きく育ち、二度と土砂崩れが起きないよう山を守ってほしい」。同級生の小松綾音さん(13)はカエルを見つけ、「いつまでも生き物がすめる山であってほしい」と話していた。

事前には、同会が豪雨災害や再生に向けた取り組み、間伐の役割について講義。小口会長は「山も木も生き物であり、植樹ばかりでなく手入れが必要。山に関心を持って活動に関わり、後世につなげてほしい」と願っていた。

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