経営改善へ人材育成 諏訪で9月開講

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NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構は県と連携し、製造現場の改善活動を指導する人材を育成する「信州ものづくり革新スクール」を今年9月から11月にかけて開く。東京大学ものづくり経営研究センターのバックアップを受けたスクールで、同様のスクールは県内で初めて、全国で14番目という。中小企業を中心にした県内製造業の現役社員と、現場改善に長年取り組むなどして退職した企業OBを対象に受講生を募っていく。開校に向けた記念講演会を6月3日に計画している。

スクールは、品質向上やコスト削減、納期短縮などの生産革新活動を全体的に指導助言できるひとづくりを支援し、ものづくり現場の体質強化や企業の継続的な経営改善につなげてもらう目的。受講する現役社員は学んだ成果を自社の生産性効率化や向上に生かし、企業OBはインストラクターとして県内企業に派遣される。

講師は、同推進機構専門アドバイザーの森安夫さん、横山勝治さんら、同センターのものづくりインストラクター養成スクールの修了生を中心にした6人。森さんが校長を務める。

9月27日~11月30日毎週水、木曜日の19日間で、ものづくりの基礎概念や改善手法を諏訪市の諏訪商工会館で学び、企業に出向いて把握した課題の解決策を提案する実習も行う。森さんは「継続的な経営改善をリードできる人材を育成できればと考えている。結果として、元気な企業が生まれてくればうれしい」と話している。

受講生の募集期間は6月1日~7月31日。定員12人程度。受講料は現役社員が25万円、企業OBが10万円。申し込みは所定の用紙に職務経歴書を添付して同推進機構に提出する。受講生とともに実習の受け入れ企業も募集する。

6月3日の記念講演会は午後1時30分から諏訪市文化センターで。基調講演として山形大学の柊紫乃准教授が「改善効果と企業実績をつなぐ経営」を演題に語る。このほか森さんがスクールの概要を説明し、全国で初めて開校したという群馬ものづくり改善インストラクタースクールの六本木敏明校長が改善活動の事例を発表する。入場無料。参加希望者は申込書を同推進機構にファクスで送る。

スクール、記念講演会の問い合わせは同推進機構(電話0266・54・2588)へ。

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