岡谷蚕糸博物館 春蚕の配布始まる

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1齢の幼虫を見せてもらう上の原小の児童たち

岡谷市の岡谷蚕糸博物館が市内外の小中学校や保育園に呼び掛けて行うカイコ学習で、今年も2日から春蚕の配布が始まった。初日は同市の上の原小学校3年生47人が社会科見学で博物館を訪問。餌の桑の葉の与え方などカイコの飼育について学習、1齢の幼虫200頭の配布を受けた。

カイコを飼育して生態を学び、生き物を育てる心や命の大切さ、製糸業の歴史や先人の知恵などを学んでもらう狙い。今年も申し込みのあった市内7小学校と、諏訪、松本地域の小学校など15校、市内外の20保育園に計4000頭を配布する。

上の原小の児童は、同館学芸員の林久美子さんから配布を受ける5月29日にふ化したばかりの1齢幼虫を見せてもらい、飼育の注意点について聞いた。1日3食きちんと桑の葉を与えることや、カイコが病気にならないように手を洗って世話をすることなど、「カイコのお父さんお母さんになったつもりで育てて」という林さんの話に耳を傾けた。

博物館の庭にある桑の木から葉を摘んでカイコに与えることも体験。3年1組の田村琴海さんは、「大きくなってくれるように大事に育てたい」と目を輝かせていた。児童たちが配布を受けた1齢幼虫は7月初めには繭になる。

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