2017年06月21日付

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きょうは、待望の雨が降るだろうか。梅雨入り後もほとんど雨が降らない状態が続いていた。長野地方気象台によると、今月の降水量は19日現在、伊那は12ミリ、諏訪はわずか4ミリという状況である▼これだけ雨が降らないと、いろいろと心配事が出てきた。JA関係者によると、野菜類は生育遅れが出始め、果樹類も玉伸びが悪いという。耕作する人たちは、毎日水くれをしても農作物の根付きが悪く「雨が降らないとどうにもならない」と嘆いている▼諏訪湖は水位の低下が続き、梅雨期では2005年以来12年ぶりに釜口水門の放流量が削減された。県諏訪建設事務所は20日から、さらに0・5トン減らし、毎秒7トンに変更した。諏訪湖への流入河川からの水の平均値は平年の梅雨時期と比べ、約35%しかないという▼昨年7月下旬には、高温少雨による貧酸素が原因とみられるワカサギの大量死が発生したばかり。現時点で諏訪の降水量は昨年よりもさらに少なく、今年も心配が尽きない。長野気象台によると今後は、低気圧や前線の影響で雨が降る日が多いという。水害にならず、恵みの雨ならば良いが…▼全国各地でたびたび発生する地震や台風による水害や土砂崩落などの自然災害。こればかりは、人間の力で阻止することはできない。あらゆる事態を想定して準備することが大切だろう。大自然の前では、人間はもどかしい存在だとつくづく感じる。

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