下諏訪町役場の耐震補強 本庁耐震基準の1.5倍

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下諏訪町は28日、町役場庁舎耐震補強・大規模改修工事の完成検査をした。庁舎に災害時の防災拠点にふさわしい耐震機能を持たせるとともに、時代に対応した建物に改修する工事で、2014~15年度の2カ年で実施。青木悟町長らが庁舎内外の主要箇所を回って説明を受け、引き取った。30日に竣工式を行う。

役場は本庁舎が1970年建設の鉄筋コンクリート地下1階地上4階建て、通路で接続する別棟が80年建設の鉄骨造り2階建てで、床面積は合計約4580平方メートル。

耐震補強では、壁や窓20カ所余りに地震の揺れを吸収する補強を施したほか、柱には補強材を巻いて強度を高めた。町総務課によると、工事によって、災害時に対策本部が置かれる本庁舎は通常定められる耐震基準の1・5倍、別棟は1・25倍の耐震能力を備えたという。

大規模改修では内外装を改装したほか、照明のLED(発光ダイオード)化や1階への多目的トイレの整備、議場改修、太陽光発電設備の設置などを行い、庁舎内の配置も2階にあった健康福祉課を1階に下ろすなど町民に利用しやすい庁舎にした。総事業費は約7億9500万円。設計監理は坂本建築事務所、施工は興和、サンワ特定建設工事共同企業体が担当した。

青木町長は検査後、「(役場業務を続けながらの)居ながら施工で苦労が多かった思うが、見違えるようになり、感謝したい」と話した。

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