認知症ケア学ぶ オルオルの会発足

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介護に携わる専門職が自主的に集い、事業所の枠を超えて認知症ケアを学ぶ「オルオル(活発な)の会」が発足し、初めての研修会が23日夜、宮田村の複合福祉施設プラムの里で開かれた。年4回、2年間の研修で認知症ケアに関わる情報を共有し、在宅生活を支え、介護現場で働いている人たちのネットワークづくりにも役立てる。初回の研修には70人を超える人たちが集まった。

認知症の人が住み慣れた地域で暮らし続けられる支えとは何か―を考える会として発足。伊南地区を中心に、上伊那地方のケアマネジャーやヘルパー、看護師、生活支援コーディネーターなどが参加している。計8回の研修では、認知症看護認定看護師で、宅老所を運営するぐるり(伊那市)代表取締役の中村祐希さんを講師に、認知症を学び、事例を検討する予定だ。

初回の研修では「認知症を深めていく」をテーマにした講義を聴き、事例検討を行った。中村さんは介護を楽しみ、続けていくためには、疾患を知ることだとアドバイス。認知症ケアの場合、「その人がアルツハイマー型なのかレビー小体型なのか、脳血管性なのかを観察し、看ることが大事。これから勉強していくと区別できるようになるが、それに応じてどのようにケアをしたらいいのか考えていくといい」と教えた。

同会は参加者が認知症ケアを深める仲間としてつながり、地域全体で支える力になっていくことを目指している。事務局メンバーの那須野勇一さん(飯島町地域包括支援センター)は「人と人がつながり、地域や施設の垣根を越え、あしたへの一歩になるようにしたい」と話した。

次回の研修は9月22日午後6時45分から、プラムの里で行う。参加費は1000円。問い合わせは宅老所・花うた内の事務局村井さん(電話0265・96・7678)へ。

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