科学の目でおもちゃ作り 工学博士の赤坂さん

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昔の遊びをヒントにおもちゃを手作りした赤坂さん

元石油会社研究員で工学博士の赤坂行男さん(69)=富士見町信濃境=は、明治から昭和初期の遊びをヒントに、科学的な発見やリハビリテーションの要素を取り入れたおもちゃを多数手作りしている。地元の交流行事や科学体験教室などで活用し、子どもからお年寄りまで遊びに引き込んで楽しませている。

赤坂さんは、工学の知識と研究員時代の経験を生かして、2013年から科学への興味を高める地域ボランティア活動をしている。最近は明治から昭和初期ごろのおもちゃの良さに着目し、手先を使い、友達とコミュニケーションを取りながら遊ぶ活動を広げている。

おもちゃの手作りは、昔のおもちゃの仕組みを応用しつつ、「現代っ子が『昔の人はこんな風に遊んだ』という追体験ではなく、夢中になって遊べるものを」(赤坂さん)と始めた。

これまでに考案したおもちゃは14、5種類。ビー玉を2個、3個と接着剤でつなげた「こま」や、不用になったCDの盤面に幾何学や渦巻の模様を張った「見る人によって色が違って見えるこま」、「模様が浮き出て見えるこま」、ヨーヨーをヒントに、硬式テニスボールにゴムをつけた「脳トレヨーヨー」などがある。いずれも身近にある物を再利用した工夫も、昔の子どもたちの知恵にならった。

町内のお年寄りに体験してもらったところ、どれも好評。中でも「脳トレヨーヨー」は、手のひらで弾いたボールをつかむのが案外難しく、適度な運動量もあってお年寄りらを熱中させた。

赤坂さんは、「お年寄りには懐かしく、子どもには新鮮な気持ちで、一緒に遊んでもらえたら」と話し、さらなる製作に意欲的。昔ながらのおもちゃの寄贈や、手作りに協力してくれる仲間も募集している。

問い合わせは町社会福祉協議会地域福祉係(電話0266・78・8986)へ。

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