諏訪湖周の自転車道に支持多数 道幅一律など要望

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県と岡谷、諏訪、下諏訪の3市町が策定した「諏訪湖周サイクリングロード」基本計画素案に対する住民意見の募集で、受け付けを開始した2日から28日までの間に17件の意見が寄せられ、歩行者の通行空間と分けて湖周16キロに連続した自転車道を整備する骨格部分に関しては、多数の支持を得ていることが29日、県諏訪建設事務所への取材で分かった。要望としては、自転車道幅の一律化や駐輪場所の増設などが上がっている。

素案では、湖周を10区間に分割し、区間ごと整備イメージ図を示す。安全性と快適性を重視し、歩行者・自転車の通行空間の「分離」を基本方針に設定。自転車道は全体の65%に当たる区間で3メートル幅にする目標を掲げる。

新設の形でなく、既存の通行空間の中で歩車を分離するとした区間では、3メートル幅に満たないケースがあり「幅が狭いと危険」と再考を求める意見が寄せられた。一方で、整備費用を抑える観点から賛意を示す声もあるという。

側溝などの凹凸を解消した上で、県道の路肩に高速自転車用の走行空間を設ける案は支持を得ている。自転車修理が可能な「サイクルステーション」や、休憩施設「小径の駅」を複数箇所に設けるとした環境整備に関連し、湖周のコンビニエンスストアなどにも駐輪スタンドを置いてほしいとの要望も出ている。

再整備・再構築するジョギングロードについては、現在のウレタン舗装は足への負担軽減効果がある半面、雨にぬれると滑りやすいとして「アスファルト舗装と半々にしてみればどうか」との提案があるという。

素案は自転車専門誌のウェブサイトで紹介され、首都圏在住者からも早期整備を望む声が寄せられた。全体計画への明確な反対意見は現時点で1件という。

31日まで受け付け、県と3市町は意見を踏まえて最終案を固める。素案は各機関ホームページに掲載するほか、諏訪合同庁舎や市役所、町役場などで閲覧できる。

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