高遠高 地域で学ぶ体制充実 コース制PR強化

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「高遠学園構想」を掲げ、地域で体験する学習に取り組む伊那市の高遠高校。コース制による特徴あるカリキュラムを展開しているが、地元の歴史文化などを掘り下げる高遠検定(文理進学コース)、市街地や大型店を歩いて調べる高遠町バリアフリーマップ(福祉コース)などを今年度新たに計画している。構想推進に協力する高遠高校振興会(会長・白鳥孝市長)の今年度総会が5日に開かれ、その席上で報告。県立高校再編に対して存続できるように、地域で学ぶ体制の一層の充実も確認した。

大学との連携や保育園、小、中学校との交流、地元各種団体や機関の協力による実習など、地域に根差した学習に取り組む同校の生徒たち。コースごとの専門性も生かして経験を積み貢献もする中で、生徒の自己意識や高校の存在意義を高めている。

今年度も多彩な活動を計画しているが、芸術コース美術専攻は新たに、空き店舗のシャッターに絵を描く取り組みに挑戦。情報ビジネスコースは長谷地区の観光ドライブマップを作り、もみじ祭りで配布する予定だ。

振興会総会で白鳥会長は「高遠高は地域の中核を成す。再編の大きな波が押し寄せるが、何としても存続維持する。現状維持ではなく、地域になくてはならない高校として発展させていかなければならない」とあいさつ。

新井正紀校長も高遠学園構想を軸にした地域密着で、再編を乗り越える考えを説明。「コース制の魅力などで広域から生徒が集まるようになった」と紹介し、さらにPRを強化していく考えを示した。

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