種まき前に獣害防止柵設置 伊那そば振興会

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新たに開墾した畑に獣害防止柵を設置する参加者

そばの在来種の復活を目指す伊那市のそば店主や愛好者らでつくる「信州そば発祥の地伊那そば振興会」(飯島進会長)は10日、今年新たに同市長谷浦に開墾した休耕畑に獣害対策用の柵を設置した。シカ、イノシシなどによる被害を防ぐもので、19、27の両日に予定する種まきに向けて万全を期した。

同会のメンバーのほか、在来種の復活プロジェクトを共同で行っている入野谷そば振興会、信州大学などから約30人が参加。800平方メートルの畑の周囲に高さ約2メートルの支柱を何本も建て、網を張った。

在来種は県の花き試験場でわずか20グラム見つかり昨年、浦の200平方メートルの畑で栽培。2年目の今年は栽培面積が5倍になり、飯島会長は「浦の畑は原種を育てる種採り場にしたい。今年成功すれば、来年以降はふもとへ生産を広げる。何とか無事に育ってほしい」と期待を込める。

協力する信大農学部の井上直人教授によると、在来種は夏型の早生。直播し、65日後程度で収穫する。昨年は18キロを収穫したが、今年は50~60キロを見込む。監視カメラも設置して、獣害から在来種を守る。

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