救急隊員分娩介助学ぶ 諏訪中央病院

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小さな人形で新生児蘇生法に取り組む救急隊員たち

救急隊員が分娩介助を学ぶ講習会が15日、茅野市玉川の諏訪中央病院で開かれた。救急隊員や救急救命士ら21人(うち女性4人)が県内各地から参加。医療機関に到着する前の出産や新生児の心肺停止に対応する知識と技術を学んだ。

同病院ライフサポート委員会(松山有隆委員長)が主催。男性が多く分娩介助に苦手意識がある救急隊員らに自信を持ってもらい、安全な出産と母子の健康につなげる目的。2009年に全国に先駆けて始め、春と秋の年2回のペースで開いている。

講座は午前に講義、午後は実技を行った。講師は、同病院勤務時代に助産師として講習会の立ち上げに携わった獨協医科大看護学部准教授の中川朝美さん(54)=茅野市豊平=。受講者は同病院の助産師や看護師からアドバイスを受けながら、妊婦の搬送や分娩介助の方法、新生児の心肺蘇生法に理解を深めた。

同委員会によると、受講者のうち3人は分娩介助の経験があった。諏訪広域消防諏訪消防署の救急隊員、淺井学さん(43)は「分娩介助の経験はないがいつ起きても対応できるように受講した。これまで学んできたことを再確認できてよかった」と話した。中川さんは「分娩介助はいつ起こるか分からない。基本を身に付けて日常訓練の中で定着させてほしい」と期待した。

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