首都圏の理系女子諏訪へ 21~23日企業訪問

LINEで送る
Pocket

諏訪市は、技術者や研究者を目指す都内女子学生の市内企業への就職を促進する初の「リケジョ(理系女子)雇用応援事業」を21~23日に市内で行う。連携の実績がある東京工業大、東京理科大、工学院大(いずれも東京)の1~4年生、大学院生の計30人が市内企業を訪問したり、企業の概要説明を聞いたりする。2泊3日で散策する時間も設け、地域の良さを感じてもらう。

技術力を生かしたものづくり企業が集積する市の強みを生かした取り組み。出身地を問わずに呼び込み、ゆくゆくは雇用をきっかけに定住、結婚、出産の循環による人口増を目指す。

市や市内製造業経営者らは2008年度から、東京工業大や東京理科大の同窓会組織と産学官の連携事業を推進。工学院大とは教員や学生に来てもらい、子どもに科学の楽しさを伝える「出張科学教室」で連携している。

3大学を通じて10人ずつ募集。まずまずの反応があり、定員を上回ったため断った大学もあったという。学生は機械や電気、物理、情報などを専攻しており、「製造現場を見られる良い機会」といった声が寄せられている。「出張科学教室」で諏訪を知って今回参加する人もいる。

21日昼ごろに諏訪に到着、セイコーエプソンのものづくり歴史館を見学し、市内ホテルで製造業4社から会社概要の説明を聞く。22日は別の3社を訪問し、製造現場を見る。夕方の散策ではサイクリングや立石公園見学などを計画。諏訪湖で花火を打ち上げる「サマーナイトファイヤーフェスティバル」も見てもらう。23日は諏訪大社上社本宮や霧ケ峰に足を運ぶ予定だ。

交通費や宿泊費など関連経費190万円は市が負担する。市商工課は「就職活動では大手企業に目が向きがちになるが、就職活動前にいろんな企業や諏訪地域を知ってもらうことで就職先の選択肢に入れてもらえれば」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP