入学前に学用品費支給 諏訪市、茅野市、下諏訪町

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諏訪市、茅野市、下諏訪町は、経済的に厳しい家庭を支援する就学援助制度の新入学用品費について、これまでの入学後の支給から入学前に前倒しする方針を固めた。新小学1年生と新中学1年生が対象で、3市町は各議会9月定例会に関連費用を盛った2017年度一般会計補正予算案を提出、または提出する予定だ。岡谷市、富士見町、原村は今後検討する。

援助制度の対象は生活保護法に規定する要保護者と、それに準じる程度に生活が厳しい準要保護者。新入学用品費はこれまで入学後の支給だったため、いったん家庭で費用を工面する必要があった。国の支給要綱が3月末に改正され、入学前の対応が可能になった。新入学用品はランドセルや制服、運動着など入学時に必要な品物が対象。

諏訪市は今年度当初予算に盛った援助費の一部を充て、不足分を補正で対応。新小学1年対象に138万円、新中学1年対象に117万円を計上した。対象者は現時点で小学生37人、中学生52人を見込んでいる。議案が可決されれば来年3月に支給する考えだ。

下諏訪町は入学準備金として新小学1年対象に56万円余、新中学1年対象に66万円余を計上。対象は小中各14人を見込んでいる。町は昨年から福祉施策として入学準備費用の貸付制度を設けて臨時的な対応をしてきており、補正予算が可決されれば、より対象者が利用しやすい形になる。

茅野市は30日開会予定の市議会定例会に関係経費を盛り込んだ補正予算案を提出する方針。

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