男性を看護の現場に 男子限定で初の説明会

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諏訪赤十字看護専門学校のオープンスクールの座談会で看護師の仕事などについて話す参加者

諏訪市小和田の諏訪赤十字看護専門学校(校長・大和眞史諏訪赤十字病院長)で26日、男子限定のオープンスクールがあった。初めての企画で中南信地域の高校生ら8人が参加。在学中の男子学生や諏訪赤十字病院で働く男性看護師が男性の視点に立った学校生活や仕事内容について説明した。

同校は1923年に看護養成所の指定を受けて以降、多くの医療従事者を輩出し、94年から男子学生の受け入れを開始した。現在、1~3年までの学生126人のうち男子は4人。男子学生の入学者数は例年3~4人程度だったが、今年は7人と過去最多だった。

また、同校卒業生が多く勤務している諏訪赤十字病院でも500人以上いる看護師の中で男性は約50人とほかの病院と比べて多い割合だという。

看護の世界では力仕事などもあり、男性看護師が求められるケースもある。同校は「女性の職場」との認識を変え、さらに男性医療従事者を増やそうと通常のオープンスクールとは別に男性限定の説明会を企画した。

同校OBの看護師奥原昌樹さんは「介護する際などは大きな力がいる。事故がないよう安全にやるので、男性の力が必要なときもある」と説明。また、同じく看護師の原慎吾さんは「昔は(男性の)看護師が少なかったが、今はいて当たり前になってきている」と話した。

その後、看護師と現役学生を交えた座談会で、参加者は看護師の仕事で疑問や不安に思っていることを質問した。女性が多い職場が不安との相談には「自分から壁を作らなければ大丈夫。仲間という感覚で接してみては」とアドバイスした。

将来看護師を目指しているという岡谷南高校3年の武井智也さん(18)は「学校の説明も丁寧で分かりやすかった。看護師は女性が多く、働きにくいかと思っていたが、今日男性看護師の方などから話を聞いて、しっかり働けると分かった。すごくためになった」と話していた。

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