そば屋開業目指して 講習会で名人指導

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そば打ち名人からそば打ちの基本を学ぶ受講者たち

伊那商工会議所の「伊那の食プロジェクト特別委員会」は27日、伊那市西箕輪のみはらしファームにある体験交流の家「やってみらっし」でそば打ち講習会を開いた。同委員会が進める市街地でのそば屋開業を支援する取り組みの一環で、創業を目指す人たちも参加。伊那の食文化とされるそばを学び、そば打ちを体験した。

「信州そば発祥の地伊那そば振興会」の飯島進会長が講演し、伊那の地で食文化として定着したそばの歴史を紹介。信州そばをルーツに発展している地方そばの事例を示して、「そば屋が増え、そばを食べることを目的にこの地を訪ねてくれる人が増えてくれればいい。そば打ちのすそ野を広げ、年越しそばは家庭で打つような、名実ともに発祥の地といえるまちにしたい」と願いを語った。

実技講習は初心者向けのコースで、信州伊那そば打ち名人の会の会員が基本を教えた。名人らはそばの出来栄えを決める水回しの重要性を説明し、コツを指導。「ここをきちんとやらないと、そばがプツプツと切れてしまう」とアドバイスした。

そば打ち講習会は同委員会が「そば屋創業カリキュラム」の中で企画したプログラム。事前に行ったアンケートでは約40人の参加者のうち8人がそば店開業に興味を示していた。特別委の原一馬委員長は「狙い通りの講習会になったと思う。開業してみたいと考えている皆さんには引き続き支援をしていきたい」と話した。

開業予定者には今後、中・上級技術講習会や創業のための経営相談、空き店舗情報の提供などを行う。

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