ミヤマシジミ、ヒメシジミ 伊那の広場で羽化

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伊那市西春近の「山本チョウの集う広場」で、ミヤマシジミが羽化期を迎えている。伊那ミヤマシジミを守る会が整備している約700平方メートルの広場では、9月に入って次々と羽化。広場では今年6月、ヒメシジミの飛翔も確認されており、代表の岡村裕さん(76)は「来年は、絶滅危惧種の2種が同じ場所で乱舞する様子を観察できるかもしれない」と期待している。

3年半ほど前から荒廃地の手入れを始め、自然の植生に配慮しながらミヤマシジミの食草・コマツナギを植え、さまざまなチョウが好むヒヨドリバナやフジバカマ、オカトラノオなどを育てている。ミヤマシジミやヒメシジミは市内の保護区から雌の成虫を入れ、産卵させて両種の繁殖地をつくり、個体数を増やす活動に取り組んでいる。

守る会は発足して6年目。絶滅危惧種と里山を守る活動を行うミヤマシジミ研究会に所属し、8人の会員がチョウが増え、集まる環境づくりを推進している。岡村さんによると、広場の環境には多様性もあり、ウスバシロチョウ、ナミアゲハなど19種のチョウの自然発生と、キアゲハ、アサギマダラなど14種の飛来を確認しているという。

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