来月24日子ども音楽祭 駒ケ根市 

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弦楽器教室の体験会でバイオリンの指導を受ける赤穂東小学校の児童(6月20日)

音楽を通じて子どもたちの生きる力を育もうと、今年度からベネズエラ発祥の音楽教育「エル・システマ」事業に取り組む駒ケ根市は10月24日午後6時30分から「エル・システマ子ども音楽祭2017 in 駒ケ根」を市文化会館大ホールで開く。同事業の弦楽器教室で学ぶ市内の児童や小中学生の合唱団などが出演。ベネズエラからは障がいを持つ子どもたちで編成し、国際的に活躍する楽団やソプラノ歌手がゲスト参加し、音楽を通じた文化交流を図る。

エル・システマは集団での音楽教育を子どもたちに提供する教育プログラム。忍耐力や協調性、自己表現力などを育てる効果が注目されている。2020年の東京五輪・パラリンピック大会でベネズエラのホストタウンを務める駒ケ根市は 同国との交流をきっかけにプログラムの導入を検討。事業化に向け3月には社団法人エル・システマジャパン(東京都)と全国で3例目となる協定を結び、事業の一環として6月には弦楽器教室がスタートしている。

赤穂東小学校を会場とした教室には同校の児童ら27人が所属。同法人が派遣する講師の指導でバイオリンの演奏を一から学んでいる。音楽祭にはこのうち25人が参加し、これまでの 練習成果を披露する予定。26日の定例会見で音楽祭の概要を説明した杉本幸治市長は「5年後には子どもたちのオーケストラをつくりたい。短期間に子どもたちがどれだけ成長したか楽しみにしている」と期待を込めた。

音楽祭には弦楽器教室の児童のほか、市内小中学校の合唱部やすずらん少年少女合唱団、ジュニア和楽器隊などが出演。ベネズエラからはエル・システマの特別支援プログラムとして演奏活動に取り組み、世界的に活躍する楽団「ララ・ソモスアンサンブル」と、ソプラノ歌手で駐日ベネズエラ大使夫人のコロンえりかさんが参加し、歌声や演奏を披露する。

入場無料だが整理券が必要。市教育委員会と駒ケ根総合文化センターで事前配布している。問い合わせは市教委(電話0265・83・2111)へ。

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