伊那谷風土記街道周遊バス 観光客利用2割

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周遊バスアンケート

県上伊那地域振興局は、JR伊那市駅と伊那西部・中部広域農道沿いの4カ所の観光拠点を結ぶ形で、今夏初めて走らせた「伊那谷風土記街道周遊バス」の利用状況をまとめた。8月1~27日の延べ利用者は519人で、1日当たりでは19・2人。お盆期間中や週末の利用が多く、お出掛けに活用する地元の親子連れも目立った。観光客の利用は全体の2割程度にとどまったとみられ、効果的な周知方法や利用しやすい運行形態を考えたいとしている。

観光客と地域住民の双方に活用してもらい、観光の活性化や地元愛の醸成につなげようと、伊那バス(伊那市)に委託して運行。同駅―大芝高原―みはらしファーム―かんてんぱぱガーデン―駒ケ根高原を1日2往復させた。

振興局によると、平日は伸び悩んだが、8月10~15日は1日平均で36人が利用。最も多かったのは運行最終日の64人で、「一度は乗ってみようという駆け込み利用があったのではないか」とみている。

車内に置いたアンケートには254人が回答した。それによると、利用者の居住地域別では上伊那(地元)が約7割を占め、県外は46人にとどまった。1便と2便の往路・復路を上手に使えば、1日で複数の観光拠点に立ち寄れることもPRしたが、複数に寄った人は少なかった。他に乗り物好きな子どもとバスの旅を楽しむ「周遊」が一定数あった=グラフ参照。

振興局企画振興課は「実証運行と位置付けて初めて試みた事業で、周知期間も十分ではなかったが、手応えはつかむことができた」と説明。観光客が使いやすいようにすることを課題に挙げ、来季の運行継続を視野に入れて1日の便数や運行時間などを再検討していく考えだ。

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