川岸小に“ミニ御柱” モミの巨木姿変え母校へ

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“ミニ御柱”へと姿を変えて母校へ帰ってきた川岸小のモミの巨木=児童昇降口で

“ミニ御柱”へと姿を変えて母校へ帰ってきた川岸小のモミの巨木=児童昇降口で

かつて岡谷市川岸小学校の昇降口前に植わっていたが、樹勢が衰えたため2年前に伐採されたモミの巨木が、“ミニ御柱”へと姿を変えて同校に帰ってきた。児童は「かわいい御柱になったね」「またモミの木に会えてうれしい」と笑顔。さっそく柱にまたがり、再会を喜んでいる。

モミの木は高さ30メートル近い巨木で、校歌にも登場するなど長い間、学校のシンボルとして親しまれてきた。この一方で樹齢を重ねて衰弱が進み、倒木の可能性も指摘されたため、安全を考慮して2014年11月に切り倒された。

伐採した巨木は、当時PTA会長だった武井茂夫さんが預かり保管。今年の諏訪大社御柱祭に合わせて、思い出のモミの木を“ミニ御柱”に仕立てようと、14年度、15年度PTAが協力して取り組み、3月31日に学校へ届けた。

“ミニ御柱”は長さ2メートル、太さ40センチほど。巨木の先端に近い部分を使って製作し、本格的なわなぐりや、大御幣を整えた。このほかの部分は、川岸地区御柱祭典委員会の木作りの練習にも使用されたという。

“ミニ御柱”と再会した5年生の男子5人は「モミの木が伐採された時は、とても切なかった。御柱になって学校に帰ってきてくれて、うれしい」とにっこり。さっそく柱にまたがり「よいさ、よいさ」の掛け声を上げた。学校では「思い出のモミの木を御柱という形で残していただけて良かった」と感謝。近く、モミの巨木についてや、“ミニ御柱”が学校にやってきた経緯を児童に詳しく紹介したい、と話している。

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