県南信工科短期大学校11日開校 1期生は40人

LINEで送る
Pocket

県南信工科短期大学校の開校式と入学式が11日、南箕輪村の同校で開かれる。県工科短期大学校(上田市)に次ぐ県内2番目の県立の工業系短期大学校で、産業技術の革新に対応した高度な専門知識と実践技術を身に付けた「ものづくりのスペシャリスト」を育成する。第1期生40人が入学し、新たな学校生活をスタートさせる。

次代を担う人材の育成、技能・技術の伝承、若者の県外流出などが課題となる中、地域産業を支える人材の確保を図るため、産業界などからの強い要請を受けて南信への設置を検討。これまで地域の職業訓練を担ってきた県伊那技術専門校(3月で閉校)を活用、一部新築する形で開設する運びとなった。

2年制で、「機械・生産技術科」と「電気・制御技術科」の2学科を設置。1学年の定員は各20人。機械・生産技術科では付加価値の高い機械製品を作る技術を、電気・制御技術科ではエネルギーやエレクトロニクスの技術などを学ぶ。基礎理論の習得から、先端機器を活用した実験・実習を通して多様な生産現場に対応できる即戦力となる人材の育成を目指す。

工事は2014年度から始まり、管理・実験棟を新たに建設するとともに、旧伊那技専の施設を改築し、第1実習棟、第2実習棟、講義棟、研究棟、学生ホール、体育館などを設けた。工期は9月末までの予定となっており、引き続き植栽や舗装などの外構工事を進める。総事業費は約18億円の見込み。

11日は午前10時から開校式を開き、阿部守一知事や地元関係者が出席。テープカットなどを行って開校を祝う。続いて、午後1時から入学式を開き、両学科とも各20人(全員男性)の入学生を迎えるほか、短期課程(6カ月)の「機械科」には10人が入学する予定。校長には前信州大学副学長・工学部長の大石修治さん(66)が4月1日付で就任した。

おすすめ情報

PAGE TOP