実家の蔵をギャラリーに 伊那の陶芸作家

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蔵を改修した趣のある空間に陶と染の作品が並ぶ

伊那市東春近田原の実家に工房を構える陶芸作家の伊藤しげ子さん(74)=千葉市=が、家族と協力して実家の蔵をギャラリーとしてよみがえらせ、15日まで記念の陶展を開いている。

伊藤さんは10年前、空き家になっていた実家を改修して一部を工房「鶯宿林(おうしゅくりん)」に。月1回のペースで帰郷し、制作活動をしている。親の代に建てられたという蔵。床や壁の板を張り替えることはせずに丹念に磨き上げ、照明を付けた以外は外装も内装もそのまま生かした。

蔵の中にしまってあった古いたんすや長持ちも展示台として活用。趣ある空間に自身の作品100点と、小学校の同級生で染色家の大嶋進さんの作品が美しく並ぶ。

「備前焼をはじめ私は渋めの作品が多く、蔵の雰囲気が合う。地域の人や仲間たちとつながる場所になれば」と伊藤さん。東春近小時代の恩師や同級生と4年前に伊那市内で開いた作品展を、「ここで再びできればうれしい」と夢見ている。

蔵ギャラリーは宗福寺の南側にある。記念陶展は午前10時~午後5時。問い合わせは伊藤さん(電話080・6709・1717)へ。

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