生命力あふれる水墨画 赤羽根さんスケッチ展

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来場者と一緒にスケッチを見る赤羽根一司さん

巨大な画面に描く生命力あふれる大胆な水墨画で知られる岡谷市在住の日本画家、赤羽根一司さん(92)のスケッチ展が、13日から同市中央町のイルフプラザ・カルチャーセンターで開かれている。赤羽根さんが70~80代に描きためたスケッチ102点を展示。花などの静物や風景画など、岩絵の具の淡い彩色が施された作品が、多くの来場者を魅了している。

赤羽根さんは現在、同市内の施設に入所しており、今回のスケッチ展は二女の藤森伴実さん=東京都小金井市=ら家族が「父のために」と企画した。赤羽根さんがアトリエに保管していたスケッチブックの絵を一枚一枚額装して展示。巨大な作品とは対照的な小品の数々に、来場者は「ぬくもりのある優しい絵」と感心していた。

会場には赤羽根さんも施設から車椅子で会場を訪れ、訪れた人たちとあいさつを交わし、笑顔を見せていた。取材に、「(スケッチの絵を描いていたころは)毎日毎日、家族に怒られながら絵を描くことだけに夢中になっていた」と懐かしみ、「今でも(施設の中で)絵を描いているよ」としっかりとした口ぶりで話していた。

同展は15日まで。開場時間は午前10時~午後7時。体調が良ければ赤羽根さんも午後2時~3時に会場にいる。入場無料。

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