塩嶺大橋が開通 交通の円滑化に期待

LINEで送る
Pocket

テープカットとくす玉割りで開通を祝う参加者

岡谷市の国道20号に「塩嶺大橋」を新設するなど、国土交通省が国道20号下諏訪・岡谷バイパス事業で進めてきた改良区間が14日、開通した。これまでは傾斜が急な上に危険な「大曲がり」があり、交通渋滞の要因でもあったが、緩やかな道となり交通の円滑化が期待される。現地での開通式には、国や県、市、地元の関係者ら約100人が集まり、テープカットで完成を祝った。

開通したのは第3工区で、国道の「やまびこ公園入口」交差点から市街地へ向かって大きくカーブする800メートルの区間。地面との高低差が最大約30メートル、延長221メートルの「塩嶺大橋」を新設したほか、上下線の走行車線(幅各3・5メートル)と、峠に向かう下り車線には登坂車線(幅3メートル)、歩道(同2・5メートル)など合わせて全幅13・5メートルの道路を整備した。第3工区の工事費は約30億円。

塩嶺大橋の開通に伴って、冬季の立ち往生車両などによる交通渋滞や、スリップ事故の抑制につながるという。同市から塩尻峠に向かう峠道の道路改良事業は、半世紀を経て、これで全線完了した。

開通式では、岡谷北部中学校吹奏楽部や岡谷太鼓保存会が出演。岡谷市木遣保存会が「ご無事でお願いだー」などと声を響かせ、参加者による渡り初めがにぎやかに行われた。

今井竜五市長はあいさつで、「急なカーブの解消や道路拡幅により、大動脈である国道20号は、安全安心で円滑な交通が確保された。地域の活性化につながると確信している」と期待を込めた。

おすすめ情報

PAGE TOP