2017年12月09日付

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昨日は夕方から雪が舞い、車の屋根も真っ白になった。本格的な冬の到来となれば、諏訪湖への冬の使者、コハクチョウもそろそろかなと気になってくる。飛来を心待ちにしている愛好者も多いのでは▼安曇野市のアルプス白鳥の会によると、諏訪湖への経由地になる犀川ダム湖と御宝田遊水池にも7日時点で25羽しかいない。この2カ所がもう少し混まないと、彼らも諏訪湖を目指す気持ちにはならないのだろう▼諏訪湖白鳥の会の記録では、1974年に「スワオ」「スワコ」と名付けられたペアが初めて飛来して以来、43期連続で飛来が続く。最多飛来数は日本海側が豪雪に見舞われた2005~06年シーズンの656羽。飛来日(初認日)で最も早いのは2011年~12年の10月5日だが、かつては10月下旬の飛来が多かった▼気になるのは今期も含めてここ数期、飛来が遅くなっていることだ。一昨年は大晦日の31日、昨年は12月16日だった。彼らにも彼らなりの都合があるのだろうが、何か他に、たとえば環境的な要因などの理由があるのではないかと心配になる▼昨年は各地で高病原性鳥インフルエンザに感染した野鳥が見つかり、諏訪湖でも緊張感が高まった。今年も11月上旬に島根県で回収された死亡野鳥からウイルスが検出されており注意は怠れない。諏訪湖の冬をにぎわす白鳥は大歓迎だが、野生との距離には節度が必要だと強調したい。

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