平穏な1年願い初詣 諏訪地方の神社、寺院

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1年間の無事を願って手を合わせる参拝客=諏訪大社下社秋宮

初日の出に照らされて輝かしい新年を迎えた2018年元日―。諏訪地方の神社や寺院は1日、家内安全や商売繁盛、志望校合格などを願う参拝客でにぎわった。諏訪大社には多くの家族連れやカップル、ツアー客らが初詣に訪れ、平穏な新年の訪れを祈った。諏訪大社の元日の参拝者数(二年参り含む)は、前年より約1万人少ない約20万4500人。上社が約12万9000人、下社が約7万5500人だった。

下諏訪町の下社秋宮は、人出のピークの昼ごろには境内が人波で動けないほど混雑し、お宮へ続く大社通りは参拝客が連なった。ずらりと軒を連ねた屋台からは、威勢のいい呼び声が飛び交った。

参拝者たちは大きなさい銭箱が設けられた幣拝殿前にたどり着くと、深々と頭を下げ、静かに両手を合わせた。参拝後に、今年の運勢を占うおみくじを引く人たちの姿も多く見られた。

家族3人でお参りした大学生の原田莉沙さん(21)は「毎年、お正月を父の実家の下諏訪で過ごし、秋宮を参拝している。ここに来ると正月が来た、と実感する。今年は弟が受験なので合格をお願いしました」と話した。

諏訪大社は、正月三が日の参拝客数を27万人と見込んでいる。

諏訪市の上社本宮にも数多くの人が参拝に訪れた。境内の参拝所前は長い列ができ、今年1年の無病息災などを願った。昨春、300台分の駐車場が整備されたこともあり、スムーズに参拝を済ませていた。

境内では同日午前、諏訪市消防団第五分団による伝統のはしご乗りも披露された。山田一仁分団長(41)=同市豊田文出=は「無火災の年になれば」と願った。家族3人で訪れた大塩貴幸さん(45)=塩尻市=は「子どもが事故やけがのないよう祈りました。家内安全な年になってほしい」と話していた。

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