南極大陸に挑む 11月に小口良平さん

LINEで送る
Pocket

冬の霧ケ峰でトレーニングを積む小口さん

自転車で5大陸157カ国・地域を駆け抜け、世界一周を達成した自転車冒険家の小口良平さん(37)=岡谷市山手町=が2018年に南極大陸横断に挑む決意を固めた。11月を目標に、諏訪市郊外の霧ケ峰を始め、諏訪地方の高原などでトレーニングを積んでいる。「世界全6大陸制覇に向けて残る南極大陸に挑む。多くの皆さんの夢と一緒に走り抜けたい」としている。

小口さんは約8年半掛けて157カ国・地域15万5502キロを走破し、2016年9月に米国ニューヨークでゴール。帰国後も自転車で古里を目指し、同年10月に帰宅した。その後は講演活動や書籍の出版などを行いつつ、自転車を活用して諏訪地方を盛り上げるさまざまなイベントを企画している。

南極挑戦は世界1周の旅の頃から頭の片隅にあり、南米走行時に南極行きを目指そうとしたこともあった。しかし、当時は資金面などからも準備が不足し、チャレンジを見送った。帰国後も南極への思いは冷めることなく、「世界制覇という意味では南極大陸は不可欠」と挑戦を決めた。現地が夏を迎える11月を目指している。

小口さんによると、南極の夏は諏訪地方の真冬と気候が似ており、標高が低い場所は日中、0度を上回ることもある。それでも標高が高い場所は氷点下20度以下になることも想定され、今冬も体力づくりを続けている。

南極では「ファットバイク」というタイヤの幅が広い自転車を使う予定だ。17年12月には諏訪市郊外の霧ケ峰でトレーニングを積んだ。雪の坂道を上り下りしても滑ることなく、力強く走行。小口さんによると「冬の霧ケ峰はトレーニングに最適」という。冒険家の間では南極行きに備え、カナダで合宿をする人もいるというが、小口さんは「冬の諏訪の高原で十分な経験を積むことができると思う」と話している。

11月に向けては資金づくりも大きな課題。今回は「多くの人と一緒に挑戦を楽しみたい」とし、スポンサーとしての直接的な支援に加え、インターネットなどを通じても応援を募りたい考えで、ネットを通じて共感者から寄付を集める「クラウドファンディング」の活用も検討している。支援などの問い合わせはEメール(gwh175r@gmail.com)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP