近づくICT活用授業 教職員対象に研修会

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2020年度からのプログラミング教育に向け、模擬授業で指導イメージをつかむ教員たち

小学校で新学習指導要領が完全実施となる2020年度から、論理的思考力を育むための「プログラミング教育」がスタートする。ICT(情報通信技術)教育の一環として、算数、理科、総合の教科でコンピューターを活用し、論理的思考を身に付ける。諏訪地域でも2年後に向けて各校で教職員の研修が行われている。

問題や課題を解決しやすくする手段を考える「プログラミング的思考」を育む。学習指導要領では、今後予想されるAI(人工知能)やIOT(モノのインターネット)による第4次産業革命を中心とする社会変化への対応や、学習基盤となる情報活用能力に位置付けられている。

諏訪市湖南小学校では昨年末、教職員対象の「プログラミング研修会」を開いた。他校教員らも含め26人が、東京のNPO法人みんなのコード竹谷正明さんから、講話と模擬授業で具体的な授業イメージをつかんだ。

模擬授業では、5年生の算数の「円と正多角形」の単元を実習。教員たちが角度を入力して画面上で多角形を作図し、指導方法を学んだ。竹谷さんは「パソコン特性の繰り返しの良さに気付かせる。うまくいかなくても何度でもできるので、試行錯誤を促す言葉掛けをする」など、授業の進め方や児童への指導方法を伝えた。

岩波均校長は「普遍的に求められるプログラミング的思考は必須。やれることは限りなく、伸ばしていくことも可能。大きな一歩が始まる。果敢に挑戦してほしい」と呼び掛けた。5学年担当の松倉利和教諭は「算数的な知識や理解が深まる可能性がある。上手くいかなくても、楽しみながら追求能力が付くと思う。自分でやった結果が失敗しても受け入れやすく、試行錯誤できる指導が可能」と手応えを話していた。

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