懐かしの風景“日本一周” 原田泰治美術館

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来場者に絵の解説をする原田さん(右)

来場者に絵の解説をする原田さん(右)

諏訪市原田泰治美術館は20日から、全国47都道府県の風景作品を集めた企画展「日本ふるさとぐるり旅Ⅱ」を始めた。画家原田泰治さんが描いた日本各地のふるさとの風景画50点を展示。白馬村を取り上げた「初雪舞う里」は初公開した。昨年同時期にも同様の企画展を開いており、今回で2回目。11月6日まで。

長野県3点、新潟県2点、そのほか45都道府県は各1点ずつを展示した。「初雪舞う里」は、雪が降り始め、長い冬の本番を迎える直前を児童の帰宅風景と合わせて描写している。新潟県の上和集落や熊本県の山都町の里山の風景など細部にまでこだわった作品が並んでいる。

オープニングセレモニーで原田さんは「47都道府県のすべての絵をそろえた。今は時代の流れが早くなっているが、もう一度足を止め自分のふるさとを見直すことが大事ではないかと思う。展示している作品を見ていただくだけで、日本を1周できる企画展になっている。多くの人に楽しんでほしい」と話した。熊本地震の話題にも触れ、描いた作品の場所を心配する場面もあった。

名古屋市から夫婦で訪れた伊藤喜範さん(68)は「昔からある風景で懐かしい気持ちになった。絵からはそこに居る人の表情も伝わってくる」、旅行で台湾から来たスティーブン・チャイさん(63)は「細かいところまで描かれていて、とても素晴らしい」と話していた。

問い合わせは同美術館(電話0266・54・1881)へ。

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